動物は秋になると冬の寒さと飢えに備えて脂肪を蓄える本能をもっているそうです。
確かに野良猫たちは多少コロコロしてくるのが観察されますが、人間にもそういう本能が少しは残っているのだとか。
「食欲の秋」という言葉がありますが、私はただ単に、春とか秋は活動するのに気温・湿度の良い季節だから、
芸術の秋とか読書の秋とかと同様に、「食欲の秋」というのだと思っていました。
とはいえ、野外で生きていくものたちにとって、近代の人間活動による地球温暖化の影響で夏の暑さと冬の寒さが極端になり、
ちょっとやそっと脂肪を蓄えた程度で対応できる気温の変化ではなくなっているかもしれません。
その上、高齢化や飢えで体力が落ちれば病気が悪化しやすくなりますから、せめてしっかり食べて抵抗力を保ってほしいと思います。
